ステルスライフ

あの日僕も死んだ

ステルスライフの定義(1)

まず、ステルスライフの定義は、すこやかに過ごす。である。具合が悪いと不愉快だし、いざというときスムースに逃げ出せない。

肉体を作るのは、当人の摂取した食物なので、健やかにあるには、食事にも気を遣う。好きなものを少量、新鮮で旬で安いもの。

生鮮食品を買う時、安いことは大事である。ある程度、旬の目安になる。また、食費をなるべく抑えるのもステルスライフの目指すところである。

少量なのは、食費を抑えることもあるが、食べ過ぎでは健やかでいられないというのもある。食事の量を控えるのは、一石二鳥である。

嗜好品も、控えるのがベター。ほとんどは、砂糖か、カフェインか、アルコールなので、健やかにはあまり喜ばしいものじゃない。ただし、我慢するとストレスになるので、我慢と控えるののバランスは自分で様子を見て決める。

調味料は、ちょっぴり贅沢をする。一度に出て行く額はちょっと高くなるが、使用量ごとを考えればびっくりする程じゃないし、味の決め手だし、ここでケチると、健やかじゃないものに出会う可能性がちょっと上がる。なら、美味しくて健やかっぽいもののが気分がいい。他で節約する分、贅沢してる感も悪くない。

 

ステルスライフでは、稼ぎは最低限を目指す。この場合の最低限は、生活に必要な最低線という意味と、気持ちよく働ける仕事量の、どちらか優先したい方である。

好きな仕事につけてない、もしくは、仕事すること自体が好きじゃない場合は、生活費最低限に、気が乗ったらプラスアルファ。

好きな仕事につけてる場合は、仕事を好きでいられる程度で。ま、そういう運のいい人はステルスライフなんて望まないだろうから、お好きにどうぞ。

 

そう考えると、ステルスライフに大事なのは、ストレスを溜めない生活、なのかもしれない。目立たず騒がずひっそり飄々と。それでいて、己の中では、面白可笑しく。