ステルスライフ

あの日僕も死んだ

セルフネグレクトに抗う

毎日、その日の食事を記すようにして、二カ月を過ぎたようだ。そろそろ、息切れと空しさを感じる。

 

見ていただければわかる通り、自炊である。

自炊する気のない人、まれにする人などからみれば、よくまあ、自炊などできるものだ、それだけ元気なら大丈夫と、思われることと思う。

 

だがしかし、実情は、それほどよくない。実際には、その都度、外食に出る行為や、弁当を買いに出る行為が難しいので、結果、素材に火を通すくらいはせざるを得ないというだけのことである。

むしろ、気力のすべてをなにかしら食事を摂ることに全振りしているといっていいかもしれない。でないと、簡単に栄養失調になる。

  

必要に迫られる日々の食事以外のセルフネグレクトは、ひどい有様だ。まさにうつ病予備軍。ゴミだかなんだかわからないものを跨いで歩き、洗濯済だかなんだかわからなくなっている服の山を移動させて場所を作り、料理だって、調理台はゴミの山なので、テーブルで物を押しやりながら調理している。虫が駄目なので生ゴミだけは死守しているが、分別ゴミが捨てられず、瓶や缶が積み上がっている(洗ってはある)分別の判断一つが負担で、普通に捨てられない。ゴミを出すのに家を出るのがしんどい。体調と天気と時間と諸々タイミングが合った時に気力を振り絞らないと、風呂にも入れない。

 

日常生活を送るのって、こんなに難しかったのかと思う。買い物に出るのも、上手くいかない日は、家を出るのに何時間も発破をかけて、泣くほど嫌で、それでも頑張って支度をすませても、玄関で座り込んで動けなくなったりする。

 

それでも気力が追いつかないと、非常食なる黒パンや、缶詰の出番だ。

本来は、災害用に用意した非常食なのだが、今やすっかり、食事が作れないときの非常食になってしまった。まぁ、非常時にはかわりない。

 

そうなると、メニューはコールドミートになる。黒パン、ランチョンミート、オイルサーディン、ザワークラウト、ピクルス。そんなところか。全部、冷たい。

温かいものがとれないと、ますます、復帰が難しい。やかんは無事なので、今、味噌をお湯でといてすすっておいた。少し、マシになった。

 

ちょうど下書きしておいた内容に状況が合ってしまっているので、仕上げて出そうかと思ったが、なんせ調子が落ちているので、オチが見当たらない。

 

ううむ。